私がぶつかる壁は先人がぶち壊してくれている

 離乳食に豆腐を使いたい、と思っていた。

でも離乳食における豆腐は1回あたり20g-30g。

家で使う豆腐パックは150g3パック、100円(未満)のお徳用。

離乳食に使うと120gは余る。

豆腐は冷凍するとぼそぼそになるので、フリージングはできない。

1パックをあけて、次の離乳食もそのパックからあげるのは、

菌的に大丈夫なのかよくわからなかったので、やりたくない。

やりたくないってことは、破棄か食べるしかない。

破棄なんてできるわけないので、

子に豆腐を出す=私(もしくは夫)が冷ややっこを食べる。

たまに食べる冷ややっこはおいしいけれど、2日1回食べる冷ややっこはつらい。

冬はやっぱり湯豆腐が食べたい。

と言い訳を並べて最近豆腐を離乳食として使用してなかった。

タンパク質はお肉でいいじゃない、みつお。

という気持ちだった。

そんな気持ちすらすっかり忘れるくらい時が経って、

普段立ち寄らないスーパーでふと豆腐を見たら、

豆皿豆腐」という豆腐を見つけた。

1パック35g、8個。

 

夢かと思った。

 

欲しかった、小分け豆腐。割と賞味期限も長い豆腐。

なんだこれ、素敵。素敵すぎる。

子、タンパク質摂れるぞおおおおおお。

嬉しいいいいいい。

どういう経緯で小分け豆腐が発売されたのかわからないけれど、

私が感じていた壁は、「男前豆腐店さま」がぶち壊してくれていた。

ありがとうございます。

 

子供が生まれてなかったら、今回出会った「豆皿豆腐」は、

しゃれおつな人が買うのかな?と思っていたはずだし、

正直手は取らなかったと思う。

子育ては本当に視野が広がると思った出来事でした。